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日々の復活と希望

ハヤット 神父

今日の心の糧イメージ

今日は聖金曜日。今日からの3日間は特にカトリック信者にとって、キリスト様のご受難、ご死去を想い起こし、そしてご復活をお祝いする大切な期間です。

ユダヤ人の大祭司たちは、キリスト様を殺せばキリスト教が滅びると思っていました。しかし、キリスト様は亡くなられて3日目に復活なさいましたので、弟子たちの信仰はますます強くなり、熱心に宣教したので、エルサレムから始まったキリスト教は、みるみるうちに世界の果てまで広がりました。この事によってキリスト教は復活の宗教だといわれています。

聖パウロの言葉によりますと、信者になるために洗礼を受けた時、私たちはキリスト様と共に死んで、キリスト様と共に復活します。つまり、それまでの罪がゆるされるだけでなく、新しい生命を受けて、超自然的に神様と結ばれます。

私たちの人生は復活の繰り返しです。毎晩寝る前に私たちはその日の恵みを神様に感謝し、反省し、悔い改めます。そして眠り、あたかも死んだ人のようになって、次の朝を迎え、新しい力を頂いて復活し、その新しい一日を神様に捧げます。また、カトリック信者は、毎日曜日にキリスト様のご復活を記念してミサ聖祭に与り、新しい1週間を神様に捧げます。

私たちはいずれ皆死にますが、それは肉体の死であって、本当の終わりではありません。信仰と愛に満ちた人たちは、キリスト様と共に永遠の生命を受けて、復活します。

私たちは誰でも、いろいろな苦しみを耐え忍ばねばなりませんが、その苦しみをキリスト様と共に犠牲として神様に捧げるなら、天国の終わりなき喜びに入ります。この意味で、キリスト教は復活の宗教であり、楽観的な宗教とも言えます。

今、この時を、積極的に明るく生きる人生にしたいものです。