生命が誕生するとき、それはあたかも神が無限に増殖していくようなものと想像することができるのではないでしょうか。
人間の子はもちろん、動物の子も、赤ちゃんが皆、可愛いのは、神さまがにっこり微笑んでおられるからと感じるのは、わたし一人だけでしょうか。
クリスマスとは、いうまでもなく、わたしたちの救い主、イエスキリストが、ユダヤのベトレヘムで、母のマリア様からお生まれになった出来事をお祝いする日です。
わたしは、ベトレヘムを3回、訪れました。いつ行っても、そこは懐かしく感じられる聖なるスポットでした。
神の御子は、神でありながら、わたしども人間のあらゆる罪や苦罰が赦され、神の子どもとして救われるように、人の子としてお生まれになったのです。ですから「大きな喜び」、すなわち「福音」と呼ばれるのです。
この誕生の喜びを思い出し、感謝と自信と勇気をもって、今の人生を生きられたらどんなに幸せなことでしょうか。