ここでは障がい者という言葉は使いません。すべて「仲間」です。わたしとしては食事の後片付けやお掃除などさせてくだされば、と思ったのですけれど。
なにもしないでただそこにいること・・・・・ それは意外に難しいのですね。なれていないから、落ち着かないのです。
世間の評価に応えるには、つねに周囲に気を配って積極的に行動しなくてはなりません。それが刷り込まれていますから、つい手が出てしまう。
あなたといっしょに作業していた時のこと、わたしが、新聞紙で袋をつくり、それを、あなたがビニールの袋にいれます。とても機嫌よくニコニコしながら・・・・。そのうち途中でひっかかって、うまく入らなくなりました。わたしはみかねて、手を出してしまいました。
とたんにするどい叫び声!。「わー、ごめんなさい」と私。そうしてだんだんわかってきました。
B子ちゃん、あなたはいつもニコニコ笑って、タンポポの花のように、きらきら、いきいきしています。わたしもなにげなくそこにいます。その「ともにいること」「ともに在ること」のたのしさ。やすらぎ 。あなたから教わったのです。深いところで、ほんとうにくつろげるの。
なんの為にとか目的とか意味とか、ややこしいことはちょっと脇においといてね!