この与えられた貴重なタイミングに、今まで生かされてきた自分の"いのち"を省み、感謝の念とともにその行く末を見極め、栄えあるゴール目指して、第2、第3のスタートを切りたいものであります。これこそ、高齢長寿社会の恵まれた特典であり、一つの「若返り」であります。
これに反して、この恵まれた時代、若い人が「人間関係に悩んでいる」「死にたい」と、自ら命を絶つ悲痛な事件が後をたちません。なんとも、悔まれてなりません。
願わくは、軽視されている「徳育」を見直し、幼少の頃より一貫した人の道、倫理、道徳を身につけさせねば・・というのが、徳育を散々受けた昭和1桁生まれの考えですが、これには、別のアイデアが多くあることでしょう。
いずれにせよ、聖書にあるように「白髪になっても、なお実を結び、命に溢れ、生き生きし」(詩編92・15)た心を養い続けたいものであります。