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2017年08月15日の心の糧
聖母マリア
末盛 千枝子
子どもの時に教会学校でマリア様について習ったときのことが忘れられません。「マリア様はイエズス様のお母様だから、マリア様の言うことはイエズス様は何でも聞いて下さるのだから、どんなことでもお願い事があったらマリア様にお願いしなさい」と言われたのです。でも、それは私には何か物足りなく、大切なことが話されていないという思いが子供心にありました。
ずっとたって、自分がいろいろなことに悩み、信仰についてあれこれ思うようになってきて、あらためてマリア様についての思いがハッキリしてきたように思います。それは、新約聖書の中で、マリア様は自分にはわからない難しい場面で、何度も何度も胸騒ぎがしたり、不安に思ったり、一体これはなんのことだろうと考えたり、思いを巡らしておられます。そしてその度に、神様に信頼し「お言葉の通りになりますように」と言っておられるのです。マリア様の一生はこの連続だったと思います。それが、息子の十字架に従って歩き、ついに死を看取り、彼の残した弟子達とともに暮らし、この世の生活を終えるまで続いたのだと思います。そのことに思い至ったときに、私は初めてあの子どもの日に感じた物足りなさに納得がいきました。子供心にも、あの時の説明があまりにも子どもだましだと思っていたのだと思います。もちろん、最終的には、それはきっと正しいのでしょうが、心の何処かに、マリア様やイエズス様をそんなふうに利用するみたいなことはイヤだと思っていたのだと思います。もっと深くその悩みに思いを至さなければ、という思いがあったのだと思います。不思議なことです。