2016年12月26日の心の糧


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クリスマスに学ぶ

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ 師走が近づくと、街中にはクリスマス・ソングが流れ、様々な飾り付けが目に入ります。夜、ひっそりとした住宅街を歩くと、所々の家で星やサンタクロースなどのイルミネーションが輝き、私たちの心を暖めてくれます。

クリスマス。神の独り子、救い主、イエス・キリストが私たちのところに来られ、生まれた事を祝う特別な時。1人の小さないのちの誕生、救い主の誕生を世界中でお祝いします。皆様も大切な人とともに過ごし、その時を祝っておられるのではないでしょうか。

救い主の降誕劇を行う幼稚園では、この季節が近づくと、今年は誰が、マリア様?、ヨゼフ様の役をやるの? 宿屋の主人、羊飼い、3人の博士たちは・・と子供たちの配役に関心が集まり、子どもたちは熱心に練習をし、盛大に降誕劇が行われます。

日本では25日を過ぎてしまうと、まるでクリスマスがなかったかの様に、お正月ムード一色となりますが、外国でこの時期を過ごされた方はお解かりの様に、クリスマスの祝いは、本来、年明け1月上旬頃まで続き、人々は喜びのうちにこの時を過ごしてゆきます。

クリスマス。心からの準備のうちに、大切な救い主イエス・キリストの到来を待ち、誕生を喜び、そして出会った喜びのうちに、イエスと共に生きることを大切にし、何度も何度も確かめながら、過ごし深めてゆく時。

私たちは大切な方の誕生日を毎年祝います。そのいのちの誕生、そして出会いを大切にしながら、深め、ともに生きる喜びを新たにしてゆくことができれば、どんなに嬉しいことでしょうか。

クリスマスを過ごすうちに、ふと気付くと、私たち1人1人のうちに、心のうちに、救い主をお迎えし、その方とともにいる。そんな時を迎えているかも知れませんね。