「母よ、お前の子どもを抱き、鳩のように喜びをもって彼らを育て、その足腰を強くせよ。わたしがお前を選んだのだ」と聖書にある通りです。(ラテン語エズラ記2・15)
しかし、社会が複雑になり、誰もが傷ついている現代では、様々な深刻な問題が生じています。身ごもったお母さんが、どうしても育てられないことも多いのです。その場合、自分が育てられないからといって赤ちゃんを亡き者にするのではなく、他の人がお母さんになってもいいのではないでしょうか。肉親の母は「生む」という一大事を果たし、育てられる人たちは喜んで育ての親になる。この連係プレーについて、私たちはもっと楽観的になっていいと思います。
なぜなら、すべての命は神が造られたものですから、私たちは共通の親をもった兄弟なのです。そして、神に似せて造られた「人間の命」は最優先されるべき貴重な存在です。
心配は横へ置きましょう。赤ちゃんの人生は必ず神さまが守る、と信じていいのです。