私も、自分の信仰生活を振り返る時、感謝の念が湧いてきます。 私は、大学卒業と同時に受洗しました。それまでの私は、非常に飽きっぽく、忍耐心もありませんでした。例えば、中学、高校、大学時代、それぞれ部活に入りましたが、中学時代は3ヶ月で、高校と大学時代は、それぞれ1年で辞めてしまいました。受洗後、神様のお導きで修道生活を始める事となり、今年、初誓願から25年を迎える事ができました。受洗を境に、私の人生は大きく変わりました。
マーガレット・パワーズという人が、「あしあと」という詩を書きましたが、私も、自分の人生を振り返った時、2組の足跡が見えます。1つは私のもので、もう1つは主のものです。主が、様々な困難の時、共にいて励まし力づけて下さいましたので、今の自分があります。自分の人生の中に、人間の力を超えた力が働いてきたことを感じないではいられなくなり、感謝の念に堪えません。感謝のしるしとして、これからの自分の生活を捧げて行きたいと思います。