その守護の天使は、私たち一人ひとりのために神様から送られました。生まれてからこの世を去るときまで、一生つきあい守ってくれる友達なのです。
もしも、人生に疲れて自分の進むべき道を元気に歩けそうもなくなったとき、天使は2人3脚のように、ぴたりと寄り添い、私たちの歩みを助けてくれるでしょう。
2人3脚では、自分勝手に歩もうとすれば、バランスを崩して倒れてしまいますね。でも、相手の動きとリズムに合わせれば、結構楽しく楽に前に進むことができます。
私は、必要な物が見当たらなくなったとき、約束の時間に遅れそうなときなどは、よく守護の天使に頼んで助けてもらっています。でも、頼んでいないことでもいろいろお世話になっているはずなので、できるだけ感謝するようにしています。
天使をいつも意識できればと思うのですが、姿が見えないので、私はついつい存在を忘れてしまいます。そんなときは、天使の絵や像を見て思い出すようにしています。ある聖人は、道を歩くときには、守護の天使の分だけ横にスペースを開けて歩くようにしていたそうです。常に守護の天使が共にいると意識するためでしょう。
私もこの人生の道を生涯の友である天使と最後まで楽しく歩めればと願っています。