私にだけは、その折々の物語を静かに話して下さるのです。他の人々には厳しい言葉を投げつけて暴れるのですが、何故か、私には静かに、その苦しみと喜びを語り続けてくださいました。Aさんが屈辱を乗り越えて生きた人生は、私にとって、天の国への道筋を教えてくださる鑑でした。
宇宙の創造主の父、その息子のキリスト、そして父と子から迸る愛の聖霊、Aさんとの触れ合いは神様との触れ合いのようでした。
Aさんの心の世界は、この地球の悲惨さと天の国の暖かい愛の世界を同時に垣間見させてくれました。Aさんは天の国で今は明るく元気に爽やかに生きておられることでしょう。