2015年07月01日の心の糧


▲をクリックすると音声で聞こえます。

無限の可能性

今井 美沙子

今日の心の糧イメージ 三つ子の魂百までとはよくいわれることであるが、子どもの頃、五島で教えを受けた松下神父さまの言葉がずっと私を支えてくれている。それは、「心は地球を包めるくらい大きい」という言葉である。

18歳で五島を巣立った私も50年経ち、高齢者の仲間入りをした。

ずっと自分の健康には自信があったが、昨年の夏、思いがけなくも大腸ガンになり、入院、手術を受けなければならなかった。

手術は成功したが、大腸ガンにつきものの排便のコントロールがうまくいかないので、以前のように身軽に全国を飛び回ることはむずかしくなってきた。

しかし、私は決して悲観はしていない。

旧約聖書のヨシュア記の中に神さまの次の言葉があるからである。

==ヨシュアが多くの日を重ねて老人となったとき、主は彼にこう言われた。 「あなたは年を重ねて、老人となったが、占領すべき土地はまだたくさん残っている。残っている土地は次のとおりである。・・」== (13章 1〜2)

といわれて、各部族の領地を次々に教えてくれるのであった。

私はこの神さまの言葉を、単なる物理的な土地だとは考えていなくて、心の領地だと解釈しているのである。

年を重ねたり、病気をしたりしたとしても心さえ病まなかったら、いくらでも心の領地を広げることが可能だと思っている。

心は地球を包めるくらい大きいのだから、それこそ、無限の可能性が広がっているのである。そう考えると心がわくわくする。

外を出歩けないなら、家で旧約聖書、新約聖書を私なりの解釈で読み、それをもっと平たい言葉にしてみんなに伝えることを将来の私の仕事にしたらいいと自分を励ましている。