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私にとっての復活とは

植村 高雄

今日の心の糧イメージ

子供の頃から人は不思議な事に疑問を感じて育ちます。お母さんは何故、もっと沢山、お小遣いをくれないのかなあ、とか高校時代になると、あの先生は何故、自分に嫌な事ばかり云うのか、とか次から次へと自問自答をしながら育ちます。

私もそのように疑問を感じながら日本の大学を卒業し、ご縁があって海外で比較文化・比較宗教学を学ぶ機会に恵まれましたが、その勉強の中で、とても面白い自問自答について恩師が教えて下さいました。「一人の人間がどんな人生を送るかは、その人が心の中で自問自答する内容が決めていくんだよ」というお話でした。例えば一番きつい内容が「君は何の為に生きているのか?」でした。この質問に答える為に、色々の自問自答が始まるのですが、その内に地球上の比較文化の問題や多くの宗教上の教えの問題にも触れていきます。あれこれ思索し、自問自答している内に、私の心に残った最後の自問自答が「私の愚かさ、失敗、挫折、良心の呵責、人々に沢山の迷惑をかけた数々の罪深い反省」でした。この悩みを解決する為に、あれこれと沢山の考え方を探し、検討しつつ自問自答しましたが、その中で私の人生に希望を持たせてくれた答えが「キリストの十字架の贖罪と復活の思想」でした。私の愚かさ、失敗、罪深い事を、キリストの十字架での贖罪が全部肩代わりをしてくださったと信じた所から私の人生は激変していきます。更にはキリストの復活の思想を自問自答する段階に入りますと、厳しく感じていた私の人生の日々に大きな生きる希望を与えてくれたのです。

私にとってのキリスト様の復活は、厳しいこの世に生き抜く勇気と希望を与えてくださる大きな明るい命の泉となりました。