ただ、私が健康でいることは、本当に有り難いことですが、今私が思っているのは、まだしなければならないことがあるからではないだろうかと言うことなのです。まだ、神様が私をお使いになりたいと思っておられるのではないかと言うことです。
私の長男は、難病のうえにスポーツのケガで下半身が完全に麻痺して、車椅子の生活をしています。私や訪問看護師の助けを借りなければならないことも多いのです。でも、そのために、見えてくることも多いような気がしています。
時々、私が死んだら息子はどうなるだろう、と思わない訳ではありませんが、今までも、こんな難しいことをどうやって乗り越えれば良いのかと思うようなことも沢山あったのですが、どうにか、それを乗り越えてきました。ですから、息子のことも、必要なことは神様が与えてくださる、あるいは行く道を示してくださる、と思うのです。人間が全て自分でどうにかしようと考えて、走り回ってもたいしたことはできないのだと思います。
自分で出来ないことまで考えるのはやめにして、今を一生懸命生きていき、後のことはお任せします。これが私の健康の秘訣です。