このように、毎日、定期的に祈っていると、私たちの心には平和と喜びがあるものです。健康のことはあまり気にならなくなります。私たちの体は心と密接に結びついていますから、気持ちが平和であることは「健康の秘訣」なのだと思います。
私自身も体調不良になる前に、まず心が重くなっていることが多いと気づきます。悔しさ、悲しさ、寂しさなどの思いを自分一人の胸に納め、友人にも、神様にも語らないでいると、重苦しさが蓄積され、深い疲労感になります。そのうちに何かが引き金となって病気が出てきます。
心の平和を保つためには、重荷を降ろすこと。そのためには、神さまに語りかける「祈り」が人間にはとても大切なのです。さらに、親しい友人にゆっくりと話を聞いてもらうと、本当に安らぎを得られるはずです。
友人とは、私たちの弱さを自分のことのように感じて黙って受けとめ、他の人にそれを話さないでいられる人のことです。