私の先輩に非常に誠実な人物がおりました。その方の誠実さに倣って、今まで何事にも誠実であるよう努めてきました。そして、結婚講座の講話のときなど、特に男性に対して、誠実な男性、誠実な夫、誠実な父親でありなさいと話しています。
誠実さというのは、私の考えで少なくとも三か条がなくてはならないと思います。一つ目は、「嘘をつかない」ことです。二つ目は「約束を守る」ことです。三つ目は、できるだけ「言行一致を心掛ける」ことです。
たとえば、仕事の関係で出張する時など、どこへ、何の目的で行き、どういう仕事をし、どこに泊まり、いつ帰るかの情報をきちんと妻に話しておき、現地で変更が生じたら、その旨、電話やメールで伝える。こういう習慣は、誠実な人なら必ずすると信じています。
私自身、誠実な人間を目指しているので、嘘をついたことがありません。また、約束したら、必ず守るようにしています。たとえば待ち合わせの時間など厳守します。もし守れないようでしたら、約束などしませんし、速やかに変更します。こういうちょっとした誠実さが積み重なって、言行一致の人間になれると信じています。