マザーは、自分が何かをできるからといって思い上ることなく、何かができないからといって自分を卑下することもない。お互いにできることもあればできないこともある不完全な人間にすぎないと知っているからだ。マザーは、傲慢でも卑屈でもない心、ありのままの自分を認め、ありのままの相手を認める謙遜な心ですべての違いを乗り越え、この地球上に神様がお創りになったさまざまなよいものを一つに結び合わせていった。そこに、マザーの秘密があるように思う。
「わたしにできないことが、あなたにはできます。あなたにできないことが、わたしにはできます。」マザーの言葉は、わたしたちの一人ひとりに、かけがえのないよさがあることを思い出させてくれる。
謙遜な心でお互いのよさを認め合い、助け合うことによって、「一緒になる」ことによって、この世界に「すばらしいこと」を実現してゆきたい。