それは、きっと想像力を働かせて、自分とは違うことを考えている人を受け入れようとすることではないのかなと思います。それは、逆も言えることで、相手も自分のことをどこか違うとは思いつつも受け入れてくれるといいなと思うのではないかと思うのです。
一致を願うということを考えてみると、何から何まで同じであることを望むことではないのだと思います。何から何まで同じということはあり得ないのだと思います。
たとえば、二人の人間が一緒に生きていて、それでも、すべてが同じというわけにはいかないのだということを知らないといけないのだと思います。なぜなら、人を愛するということはそういうことだと思うからです。こういうところは、私とは違うし、あまり好きとは言えない部分だけれど、それでもこの人を愛しているのだと思えたらいいなと思います。それはきっとお互いのことで、それこそが一致を願うということではないかと今の私には思えるのです。
何から何まで一緒ではないけれど、それでもお互いを大切に思う。これを大切にしたいのです。