今日の心の糧イメージ
無欲無私

私の前任地の教会では、教会学校の小学生たちは毎年夏休みに、「黙想会」と称して、教会や殉教地を巡礼していました。子どもたちはバス旅行を楽しみ、元気で賑やかですが...

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めばえ

ある3月半ば、小学2年の女の子がシスターと、古ぼけた桜の木の幹を眺め、新しく芽吹いたつぼみを見つけては、「今日もまた増えたね」と喜んでいます。冬の間、死んだよ...

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サステナブル

ある日の大司教館での昼食時、大司教様が「海浜清掃に行きたい」とおっしゃいます。すると補佐司教様が、「若手の神父様たちに声をかけてみましょう」と答え、その後、話...

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共生社会

昨年夏に開催された東京パラリンピックは、誰もが受け入れられ、活躍できる「共生社会」の実現を訴えるものでした。障害を持って活躍する選手の輝く姿に、多くの人が勇気...

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沈黙

修道生活の見習いだった20代の頃、迷いの中で何度も、聖堂のご聖体に向かって祈りました。「主よ、僕は本当にここに呼ばれているのですか」と。しかし何度祈っても、答...

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まなざし

「まなざし」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、祖母の笑顔。にっこりと私を見つめる優しいまなざしが、「ケーン」と呼びかける声とともに蘇ってくる。  幼い頃の私は反...

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毎日ミサを捧げる度に、司祭である私は、「ご聖体」と呼ばれる霊的糧をいただいています。ミサの中で、司祭がパンとぶどう酒を捧げて聖霊のはたらきを祈ると、目の前のパ...

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授かったもの

8年前のある夕方、司祭館でテレビのスイッチを入れると、見慣れた地元の繁華街が映り、インタビューが行われていました。  「出生前診断を受けたとして、生まれる予定...

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ともに生きる

長崎のホームレス支援団体主催の講演会に、奥田知志さんという牧師さんが講話にいらしたことがありました。奥田さんは、北九州で、生活に困窮する方々への支援などを通し...

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慎ましく

神学生の頃、祈りについての院長講話で「人は内側に深く入れば入るほど、強く外側に跳び出すことができる」と、目立たない内的生活の大切さを強調されたことがあります。...

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