初めての教会でも、聖堂に入るといつもなつかしさを感じます。確かに神がおられる、という存在感が香りのように届くのです。なつかしいという思いは、以前出会ったことがあ...
初めての教会でも、聖堂に入るといつもなつかしさを感じます。確かに神がおられる、という存在感が香りのように届くのです。なつかしいという思いは、以前出会ったことがあ...
聖書の中で神はインマヌエルと呼ばれています。それは「共にいる」という意味です。神さまはどんな時も私たちと一緒にいてくださる「人生の伴侶」です。私がエッセイや小説...
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を喜ぶ日です。ケーキを食べたり、贈り物をもらったりできるからというだけではなく、この日は、心がほんわかと温かくなり、世界中の...
忙しい毎日の中でストレスを感じることは多いものです。それぞれ各自にあった解消法をもっていることでしょう。私の場合、日常的な小さなストレスは、十分に睡眠をとり、時...
人は誰でも岐路に立つことがあります。三浦綾子さんの小説『塩狩峠』で起きた出来事を考えてみましょう。この話は実話で、長野さんという実在のモデルがいます。彼は鉄道の...
ときどき、天の国を思わせるような出来事を耳にすることがあります。これは十数年前に友人から聞いた話です。その頃友人は、一人暮らしの高齢者のために教会で準備した「食...
私は、聖母マリアに祈りの取り次ぎを願うとき、「ママ」と呼びかけます。いつ聖母が私の母になったかをよく覚えています。30代の時のことです。ある「母の日」、私は実家...
私たちは人が「神から呼びかけられる」ということを特別なことだと感じます。マザーテレサのような聖人にしか起こらない不思議なことだと思ってしまうのです。しかし、聖書...
8年前に熊本の慈恵病院に「赤ちゃんポスト」が出来ました。事情があって子供を育てられない母親が、せめて命だけは助けたいと願って預けるのです。その後、気持ちが変化し...
カトリック教会には「ゆるしの秘跡」というものがあります。それは神父様に罪を告白するチャンスで、古い洋画を見ると時々出てくる「ざんげ」のことです。とても素晴らしい...