神さまは、イエス・キリストをこの世に遣わして、どれほど人を愛し、見つめているかを現してくださったのです。
病の癒し、悪霊にとりつかれた人の解放、生きる喜びを教えた3年間の後、イエスは痛めつけられ、死刑囚としてエルサレムの城壁の外で十字架につけられました。
しかし、それでも神は私たちを罰するのではなく、最良のものをお与えになったのです。それは、イエスの復活でした。
神は、今も私たちを愛しておられます。
2千年後の今日、欲望に振り回された人間によって地球は痛めつけられ、崩壊寸前ですが、神は毎日青い空ときらめく星座を見せてくださいます。大地は人工的な物質に汚染されましたが、鳥や花や緑はなくなってはいません。
この善良な神に倣うことこそ勇気ある生き方です。たとえば、汚染の少ない有機野菜を作るために工夫を重ねる人々、危機に瀕した幼い命を守ろうと1円募金を呼びかけ、学校や役所に募金箱を設置するために歩き回るボランティア、24時間体制で苦しみ悩む人の電話を受ける人々、平和な社会をつくるため、戦争体験を語る人などです。
彼らは勇気をもって最良の自分自身を与える人たちです。