

以前NHKのアンケートで、「日本語で一番美しい言葉は」という調査が行われ、「ありがとう」という言葉が一位に選ばれていました。
「ありがとう」の語源は、有り難し。つまり、〝めったになく貴重なこと〟という意味の言葉が変形したものだと言われています。
私たちの日常生活の中で起こる様々の出来事は、すべて有り難いことであり、神様が私だけに用意して下さった出来事なのかもしれません。だからこそ、理不尽と思える出来事の中にも意味を見出し、そしてそれを「ありがとう」に変えていけたらいいのかもしれません。
しかし、理不尽なことを前にすると、神様の考えていることがわからないと思ってしまいます。これだけ一生懸命やったのに、これだけ相手のことを思っているのに、自分の意に反する事柄や評価、あるいは状況に「何故?」と思ってしまうのです。
そんな時、聖パウロのことばが心に響きます。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい」(Ⅰテサロニケ5・16~18)と。
辛いことや悲しいこと、理不尽な出来事の中にあると、他者の喜びを
でもそんな時にこそ、神様に「神様の考えがわからない」と怒ったり、愚痴をこぼしたりしながら神様とつながっていることで、それがいつしか「祈り」となり、神様が私に与えてくださる恵みに気づき「感謝」し、そして「喜び」となっていくのかもしれません。
夜寝る前に一日を振り返った時、有り難い出来事を一つでも多く見つけながら「ありがとうの日記」をつけることで、心の健やかさを保っていきたいと思います。