叔母が帰天してもう30年近くなります。修道女を志願していましたが、当時は道を変えざるを得ない結核を患い、戦中生活の厳しい時を生き抜き、戦後検査技師として医療分...
叔母が帰天してもう30年近くなります。修道女を志願していましたが、当時は道を変えざるを得ない結核を患い、戦中生活の厳しい時を生き抜き、戦後検査技師として医療分...
いまの自分が置かれた状況を、他の人のせいにする。思った通りにならない自分の人生へのいら立ちを他の人にぶつける。わたしたちは、ついそんなことをしてしまいがちだ。...
カトリックの洗礼を受けた高校生の時代から月日が夢のように流れ去ります。初めて天地創造の神様が存在するというお話を聞いてから大学を卒業するまでの間、神様のことは...
地球温暖化の影響もあり、最近は、以前に比べて気候が変動しているのを感じることが多いように思います。ことに多く感じられるのは、突然の雨ですね。ひと昔前でしたら、...
昨年の秋、久々に一人旅に行きました。初日は岡山県に行き、倉敷市の古い町の面影が残る道を歩いて大原美術館を訪ねました。とくに印象に残ったのは中山巍(たかし)とい...
最近、父のアルツハイマーの進行が加速している。 人の話が理解できなくなったり、ささいなことでいきなり怒り出す。必要のない物を大量に買い込んでくるし、バスを降...
名簿に150人ほど在籍、実質は日曜日の礼拝参加者が30人未満という教会で、私はその教会の将来がとても心配でした。 それで、一人の信者さんと色々なことを考えて...
夫は5人兄弟の末っ子で、私はその嫁。夫の両親の愛に甘えて何事もしてもらってばかりだった。4人の子どもの誕生毎にもお世話になったが、それを当たり前のように想い、...
春は「はじまりの季節」です。入学、進学、就職など、「新しい生活」を始める人も多いでしょう。新たなスタートを切った人々ばかりではなく、あらゆる人々に希望が与えら...
母親になられた方の素晴らしさは数えきれませんが、最も驚くのは子どものすべてを受け止める心です。 私の母は、頭がよく、プライドも高い人でしたので、若い頃は、子...
「受けとめる」というテーマに一番ふさわしい方々は聖家族だと思う。 マリアさまはうら若い身で、天使より受胎告知を受け、その場で「仰せの如く我になれかし」と即答...
何かいつもと違う出来事があったり、大きな責任を任されたりすると「神様、どうぞ見守ってください」といつも以上に神様に願い求める。この祈りをあらためて振り返ってみ...
『聖書』は私にとって、この世の闇に閉ざされた日々を歩む同伴者です。苦しみがあるときも、ミサに与り、傷口にみ言葉を、軟膏のように塗ってきました。 イエスさまが...
「聖人になろうと、犠牲を捧げるために苦しみは求めなくていい。与えられる苦しみを耐える力を願いなさい。」 修道生活の入り口、修練期に恩師が言っておられたことを...
現実を受け止め次に踏み出すために、何をどうしたらいいのでしょうか?毎日のいろんな出来事をどう受け止めれば、人生を前向きに歩いて行くことが出来るのでしょうか? ...
この四旬節の季節に、人生を受け止めることについて考えています。 出エジプト記の第3章ではモーセの召命について語られます。今でこそ、モーセと言えば「神の人」、...