アメリカのメジャーリーグ、ニューヨークヤンキースで活躍された、松井秀喜さんの母校の恩師である監督の言葉に、次のような言葉があるそうです。
「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる。」
そして、この言葉は、19世紀の終わりから20世紀の初めに活躍したアメリカの哲学者、心理学者であるウィリアム・ジェームスの言葉だともいわれています。彼の言葉を直訳すると、次のような言葉になります。
「思いを蒔くと、行動を刈り取る。行動を蒔くと、習慣を刈り取る。習慣を蒔くと、人格を刈り取る。人格を蒔くと、運命を刈り取る。私の世代の最大の発見は、人間は心の持ち方を変えることによって、人生をも変えることができるということだ。」
これは、日頃、何かうまくいかないな、思い通りに事が運ばないな、と思うことがあったとしても、私たちは心の持ち方一つを変え始めることで、将来の自分自身の運命や人生をも変えることができるという内容です。
年の初めにあたり、周りの人のことを思い合い、お互いに支え合って生きる、というイエスの思い、願いを、自らが生き始めることを心に思い浮かべていきたいと思います。そうすることで、私たちは、これからの自分自身の運命や人生を変えていくことになるのです。
このようなイエスの思いを一人一人が心に留めて生き始めていくならばいずれお互いに争うこともない世界が待っているに違いありません。お互いを大切にしあう真の平和を築いていくことができるように、今から思いを変えていきましょう。さあ、はじめましょう。