身体が衰えても、魂は衰えません。それは永遠の生命につながる霊的な体だからです。しかし、わたしたちの多くは、その真実を知らず、信じてもいません。だから、現世にも死後にも希望を持てないのです。
ではどうしたらいいのでしょうか。方法はいくらでもあるでしょう。今日はわたしの体験から、一つの事を申し上げたいと思います。
わたしはカトリック信者として毎日、一定の時間瞑想に当てます。沈黙のうちに静かに20分位、姿勢を正して座っています。雑念は気にしません。すると、深い内的な静けさの中で、愛、喜び、平安を感じます。そして、場合によっては、感情を通して何かインスピレーションが湧いてくることがあります。すると、それを記憶し、大切にして、瞑想が終わった後、ノートにメモします。そして後ほど、それを実行に移してみます。その結果、何か良いことがあれば、それは、良い霊感ということになります。こうしたことを毎日、継続して実践していくことが、「新たな一歩」を踏み出すことではないかと思います。
こうして、魂の素晴らしさが悟れるようになると、神さまのことも、自分のことも、世界のことも、もっとよく理解するようになるでしょう。