「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい休ませてあげよう」(マタイ11・28)このイエスのみ言葉が、何度、くじけそうになった私を、立ち上がらせ...
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい休ませてあげよう」(マタイ11・28)このイエスのみ言葉が、何度、くじけそうになった私を、立ち上がらせ...
江戸時代、堺の町に吉兵衛という人がいました。商売も繁昌していたのですが、妻が寝たきりの病人になってしまいました。使用人も多くいたのにもかかわらず、吉兵衛は、妻の...
1日の始まりの朝の目覚めはその日の気分を左右する。朝気持ちよく目覚めることができたら、その日1日をどんなにか気持ちよく快適に過ごせることであろうか。ところが多く...
ものごとをスタートするときというのは、いつも夢いっぱいの希望と自負、それに少なからず不安もあってエキサイティングですね。私はそんなときや、モヤモヤした気持ちをふ...
「始め良ければおわり良し」とはよく言われる言葉です。普通、漢字は優良可の良を使います。ヨハネパウロ2世とマザーテレサ、お2人を描いた個展を開いた時、その個展のタ...
キリスト教では、何かを始める前に、「神のみ旨」を確かめることが勧められる。なぜなら、すべての人間は「神のしもべ」であり、「神のみ旨」のままに生きることこそが人間...
私たちの多くは、「終わりよければすべてよし」というタイプで、目に見える結果を大事にする。だが、聖書に描かれている神の姿はまったく反対だ。最初の動機がよくて、気持...
始め善ければ終わり善し・・と言いますけど、世の中のお父さんたちはちょっと複雑な気がするんですよね。そりゃあ、初めは愛してましたよ、愛して結婚したことに間違いない...
名作と呼ばれる小説の多くは、その冒頭の文章で人の心を強く掴むもののようである。例えば、川端康成の「雪国」の冒頭はこのような文で始まっている。「国境の長いトンネル...
私たち夫婦が北海道へ移住し、暮らし始めて一番困ったことは、運動不足になったことでした。これは予想もしない大きな誤算でした。大自然の中で暮らすのですから運動不足な...
人生も半ばを過ぎると、自らの生涯の終わり方を少々、考えるようになりました。今、持っている多くのものをどのように処分しようか、これらをいつ処分しようか、とか、身の...
私の父は高校の体育の教師だった。放課後は陸上部のコーチをしていた。父は選手をその気にさせる名人だったように思う。インターハイや国体でも優勝する優秀な選手を何人も...
私は傘寿の坂を超えてもう無理はできませんが、日常生活を自力でできることを感謝して、この満ち足りた幸せな気持ちはどこからくるのかと考えました。そしてそれは人生初期...
長崎の大浦天主堂は、江戸時代末期、パリミッションの宣教師たちによって、26聖人の殉教地である西坂の丘に向かって建てられました。伝統的なヨーロッパの聖堂は、キリス...
物事は、すべて始めが肝心で、しっかり始めることができるなら、半分できたのも同然だという意味の英語のことわざがあります。「Well begun is half d...
夢と希望を求めて人は生きようとします。しかし病気や挫折が、その希望を蝕んでいきます。若い頃の理想が何回も修正されて、今日の理想となっています。何故上手く事が流れ...