昭和一けた生まれのロートルにとって、勇気とはなにか。
中学時代、軍事訓練で受けた「不動の姿勢」にからみ、叩き込まれた「勇往邁進の気概」であります。いかなる号令にも、勇んで前進、恐れることなく突き進む。確かに勇敢、しかし、蛮勇になりかねません。勇気には、明快な動機、人倫にかなった正しい目標が不可欠。
一口で言えば、「神のみ旨にかなうこと」。み旨にかなったものであるならば、「願いなさい。そうすれば、かなえられて、あなたの心は喜びで溢れる」と聖書は説き(ヨハネ16・24)、大きな希望と勇気をも与えています。神のみ旨を体現し、常に希望と勇気を失わず力強く生きたいものであります。