2人がベツレ ヘムに着いた時の様子は聖書にこうあります。
「ところが、彼等がベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼等の泊まる場所がなかったからである」
マリアとヨセフがベツレヘムに着いた時には、大勢の人々が集まってきていたので、二人に部屋はなく、馬小屋のような貧しい所で泊まり、イエス様はそこでお生まれになりました。
イエス様がそのような貧しいところでお生まれになったのは、偶然ではありません。神様のご計画によるものです。そして、イエス様は十字架上で亡くなられる迄の33年間、貧しい生活でした。それは、私たちに大事なことを教えられるためでした。たくさんの財産があって、豊かな生活ができる人々は幸せだと思われていますが、イエス様は、貧しい所で生まれ、貧しい生活を送られることによって、いつかは失う物質的な財産よりも、信仰、希望、愛などの霊的な富の方が大事だということを教えられたのです。
これがクリスマスの心です。