「神は私の右の手をしっかりと握って言う。恐れるな。私はあなたとともにいる。」（参　イザヤ４１・１３）どんな試練のときにも、どんな困難のときにも、神さまは私の右手...

ほぼ２０００年前、ユダヤのベツレヘムで、一人の男の子が生まれました。皇帝アウグストゥスの勅令に従って住民登録をするため、ガリラヤの町ナザレから上って来た若い夫婦...

ある人が、何かの不安があるらしく、ものごしや動作が普通と違うのです。ちょっとのことで不快感を表し、何かを尋ねると、イライラした返事がかえってくる。そんなときは、...

「人生の岐路に立つ時」。年齢を重ねる毎に、現実の言葉として胸に迫ってくるのを覚えます。今まで歩んで来た日々を思いめぐらすとき、それは私の人生を一変する出来事であ...

天の国の鍵・・・なんという優しい言葉でしょう。この鍵をもっていれば、いつでも、どんなときにも天国に入ることができるのですから。長じるに及んで、それは余りにも自分...

愛する聖母マリアについて語るとき、常に思い出すのはリジューの聖テレーズが「マリアに捧げた詩」の中で詠っている言葉です。「聖母は私たちと同じように、信仰の旅路、信...

救い主イエス・キリストがお生れになったとき、東方の博士たちが、はるばるベツレヘムまで拝みに来ました。夜空に輝く「しるしの星」に、自分たちを救い主との出会いに招く...

待ちに待った洗礼の恵みに浴した、あのさわやかな朝。私は初めて、「あなたがたは『古い人』とその行いを脱ぎ捨て、深い知識へと進むようにと、創造主の姿にかたどって絶え...

年月を重ねてもなお、記憶に新しい思い出のひとつがあります。高校生の担任をしていた年の３月。春の陽射しが教室に満ちている午後、教室に残っていた中の一人が、毎週教会...

教える立場にある人にとって、準備のための学びを怠ることはできません。備えが不十分である場合の責任の重さを痛感するからです。ましてや、研究の場にあって目的達成のた...