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健やかさの源

熊本 洋

今日の心の糧イメージ

 「ケセラ、セラ」というスペイン語の言葉が、私はとても好きです。これは昔、ドリス・デイという女優・歌手が歌っていた曲にある歌詞で「なるようになる」という意味です。この続きに、「未来のことは分からない、だから気にしたってしょうがない」という言葉も出てきます。人生は実に、この歌詞の通りだとつくづく感じます。

 私たちにとって「健やかさ」とは、心と体がいずれも健全であることです。私にとっての健やかさの源は、良い食事、健全な思考、前向きな態度、信仰心、そして最も重要なことは「神の み旨 に任せる」という考え方です。

 私は、バランスの取れた食事を摂ることで、健康を維持しています。健全な思考と前向きな態度は、生涯続けている学習の賜物、また、遺伝なのかも知れませんが、私の中に既に存在しているように思います。

 よく、周りの人に「楽観的だ」「良いことしか覚えていない」と言われますが、これは私にとって嬉しい言葉です。私は、家族に病気のことや、マイナスな気持ちになることを言われた時は「そんなことは思い出したくない」「言わないでくれ」と、はっきり拒否します。自分なりに納得できるいい状態を保とうとしているのだと思います。

 誰しも自分の人生を自由にコントロールできない事もしばしばあります。病、愛する人との別れ、金銭的な問題などいろいろあるかもしれませんが、自分一人で解決できない事は、信仰をもち、神に委ねることで心の平安を得たいものです。

 「ケセラ、セラ」そして、未来は見えないお楽しみ、ということにして、クヨクヨせず、神にすべてを委ねる強い信仰こそ、心の健やかさを保つ秘訣であることを決して忘れてはならないと思います。