

「健やかさの源」と聞いて、私もそれを知りたいくらいだったので、私に何が書けるのか不安で、パソコンに向かう前に駐車場の草むしりをすることにしました。とても暑い午後だったのですが、無我夢中でむしっていました。
むしりながら思ったのは、きっと〝○○し過ぎる〟のが心には良くないのかも知れないということでした。思い詰め過ぎると、どんどん自分のことが嫌いになったり、SNSを見過ぎると写っているみんなのキラキラさに圧倒されて、自分が置かれている場所に自信を失くしたり。だからこそ、〝ほどほどに〟が良いのかも知れないと思ったりします。
でも、わかっていてもついつい自分を責める無限ループに入ってしまうことがあります。そういう時は美味しいものを食べたり、映画を観たり、本を読んだりして意識的に違うことを始めます。
そうすることで、自分に〝逃げ場〟を用意しているのだと思います。逃げ場が必要なのは、子どもも大人もきっと同じです。
そういう点においては、私は映画に救われてきたような気がします。高校を辞めざるを得なくなり未来が見えなくなったとき、そのとき偶然観た映画に救われ、今も生きていて、映画づくりに携わっています。
だからこそ、立ち止まりそうになった人たちの逃げ場を、映画を通して作れたらと思い活動しています。
周りがどんどん前に進んでいく中で、立ち止まることはとても勇気が要ることです。
でも長い人生の歩みを考えると、ほんのわずかな時間かも知れません。
そこに神様がずっと共に居てくれるからきっと大丈夫。頑張りすぎず、ときに立ち止まり、逃げ場を用意しながら歩むことは、私にとっての「健やかさの源」なのだと思います。