さて、星を求めて夜空をあおいでみましょう。小さくてもキラキラとまたたいている星と、じっと同じ光を放ち続けている星があります。自らまたたいているのは恒星で、太陽に照らされて光るため、一定の明るさでいるのが惑星です。
明星と呼ばれる金星、赤みを帯びた光の火星、大きい光の水星など、惑星は解り易いのですが、恒星は何万光年とかかる遠い存在なので、一等星以外は肉眼で見つけるのは、余程眼をこらさないと難しいものです。
人間も自らの努力で光をつかむ人と、環境や周囲の人のお陰で、始めから光を持っている人が居ます。
神様は恒星も惑星も御手によって創られたのですから、人間も区別なく愛して下さるでしょうが、私はたとえ小さくとも、自らの努力できらめく光をこそ、喜んで下さるように思います。
夜空を見上げ、星のきらめきを眼で追いながら、私は今、何万光年の星の光できらめいているのかしらと問いかけ、より強く光を放てるよう努力したいと「星に願いを」かけるのです。