「心の糧」は、以前ラジオで放送した内容を、朗読を聞きながら文章でお読み頂けるコーナーです。
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(月~土)毎日お話が変わります。

坪井木の実さんの朗読で今日のお話が(約5分間)お聞きになれます。

聖書の言葉「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」 は、私の大好きな み言葉の一つです。(一テサロニケ5・16~18)
日常生活の中での心温まる小さな出来事を思い返すとき、心の底から喜びと安らぎが湧いてきて、しみじみと良い人々に囲まれているという感謝と幸せを感じます。
若い頃は予定通りに物事が運ばないとイライラしたり、仕事仲間に不満を言うこともありました。歳を重ね、人間の知力・体力・経験の違いを認め、受け入れられるようになり、「みんな違って当然」、「みんな違ってみんな良い」と、心から思えるようになりました。
コロナ禍の3年、仕事がリモート会議でなされ、家族と生徒以外は人との交流も無く、散歩以外はもっぱらアトリエにこもる日々でした。
東京五輪も無観客ながら開催されて、社会が活動再開かと思ったところでロシアのウクライナ侵攻が始まり、イスラエルとパレスチナとの紛争も激しさを増しました。心おだやかにマイペースに過ごしていた事が嘘のようで、日々のニュースに敏感になります。
世界の情勢や自然環境の悪化を知るほどに、嘆かずにはいられません。
そのような中で「いつも喜んで」いることはなんと難しいことか、と思いますが、絶えず祈ることは出来ます。すると、どんな場合にも解決に向けて惜しみない努力をする人の姿を発見し、思わず心の中でエールを送りたくなります。最悪の結果を招いた事柄でさえ、何かそこから学ぶものは必ずあり、すべての事に感謝しなければと思うのです。
猛暑を引きずって迎えた冬の気候に不安を感じつつも、何より災害が起きない事を願い、世界平和を祈り、新しい年が心おだやかに過ごせる一年となりますように。