「心の糧」は、以前ラジオで放送した内容を、朗読を聞きながら文章でお読み頂けるコーナーです。
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(月~土)毎日お話が変わります。

坪井木の実さんの朗読で今日のお話が(約5分間)お聞きになれます。

桜のほのかな香りが新年度の始まりを告げているようです。
日本の年度が4月始まりになったのには諸説あるようですが、四季の移り変わりがもたらす豊かな自然の表情は日本人の生活にしっとりとなじみ、自然と共存しながら日々の歩みを進めているようにも思います。
特に春は、寒い冬が明け、暖かな日差しが自然に力を吹き込み様々な植物が芽生える、そうした自然の生命力に希望のしるしを感じさせてくれます。
また、人間にとっても変化をもたらす季節であり、この春、新しい生活をスタートされた方も、また今までと環境が変わらない方も、周りの環境が変わることで、自分自身も変化しているように感じられるのではないでしょうか。
そうした意味でも、4月は新たな目標に挑戦するよい機会であり、今までの気持ちをリセットし、新たな気持ちで取り組んでいく恵みの時なのかもしれません。
しかし、新しく何かを始めるときには多少の不安も感じます。でもそこに「希望」がある限り大丈夫。希望は、未来に対する期待であり、そこに向かう原動力になります。
小さな種がやがてそれぞれの花を開かせるために土の中でじっと耐えている期間が過ぎ、硬い殻を破って芽生え始めた今、新しい環境や仲間との出会いを大切にし、お互い助け合い、学び合ったり、過去の経験や知識を活かして取り組んでいくことで、「希望はわたしたちを欺くことがありません」という言葉を実感するときが来るでしょう(ローマ5・5)。
不安の中にある小さな希望のしるしを見失わないようにしながら、新たな気持ちでご一緒に素晴らしい新年度をスタートしましょう。