今日の心の糧

今日の心の糧をメールでも配信しております。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

今月のラジオ放送の執筆者をお知りになりたい方はこちらをご覧下さい。

坪井木の実
 

ナレーターの坪井木の実さん

このページに心のともしびラジオ番組の話がでます。
毎日お話が変わります。


▲をクリックすると音声で聞こえます。

わたしの故郷

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ 故郷、「ふるさと」という言葉、この言葉の「響き」は私たちにとって、何か懐かしいもの、暖かいもの、安らぐものの様に思いますが、皆様どの様に思われるでしょうか? 帰る場所、帰れる場所、帰りたい場所とも言えるかも知れません。

辞書を紐解いてみると、いろいろな意味が出てきます。

生まれ育った土地、郷里、精神的な寄りどころ、かつて住んだり訪れたことのある土地、自宅、我が家...などなど。そうすると故郷「ふるさと」は、一つであっても良いし、一つでなくても良いということになりますね。自分にとっては、まず何よりも今も母や姉の住んでいる、私が育った実家になるでしょうか。

また幼稚園や小学校、大学、社会人時代に通ったお茶の先生の家、何度も通った巡礼地など、私にとっての沢山の故郷が心に浮かびました。特に小学校は、40年以上前、私が卒業した時におられた幾人かの先生方が今もおられ、お伺いする毎に、お会いする度に、昔のことが懐かしく思い出され、童心に返り心が洗われる思いがします。皆様の故郷はどうでしょう。

1人1人想う故郷は異なると思いますが、それぞれに思い出されたのではないでしょうか。故郷に想いを巡らすことで、また故郷を訪れることによって、故郷で過ごすことによって、自分の中で何か変わっていく様に、何かが変えられていく様に思います。何も感じることはなかったしても、きっと。

ご自分にとっての拠り所、原点、故郷、どうかこれからもそれぞれ大切にしてゆきましょう。私たちの人生の歩みの中で、それは自分を受け止めてくれる大きな場となるでしょうから。そしてその中で、新たにされ、新たに進む力をいただいて歩んでゆくことができます様に。