この(Colleen's Corner)は少し視点を変えたエッセイです。
(カトリック教育施設の写真も毎回掲載します)

岡山聖園幼稚園
可愛い園舎
多目的室の聖母子像
今回のコラムは、本年度の暦の最後を締めくくるだけでなく、この「心のともしび」のコラム欄を執筆するという素晴らしい経験の締めくくりとなるものです。
少し前に書いた二日間のワークショップでの出来事と同じように、このコラムの執筆は期せずして、人々からの信頼と支えをいただくことで、恵みにみちた経験となりました。
この二年間執筆をつづけてこられたのも、編集者の方々があえて「少し視点を変えたエッセイ」を書く機会を与えてくれたこと、そして夫が毎月用意周到にテキストを翻訳し励ましてくれたことによるものです。この双方に感謝の念を懐くばかりです。
またあのフィリピンでのワークショップと同じように、このコラム執筆の経験は、わずかばかりの悔いを残すこととなりました。それは、これからも言語、文化、信仰についての新しい考えをますます発展させていきたいと、強く望むようになったからです。さらに、聖書の物語にたいしても一層深い愛を懐くようになったからです。
聖書を読んだからといって、それで安易な解決へと導いてくれる、といったことはそうおこるものではありません。これはだれもが知るところです。人生はそんなものじゃないと。それでも、聖書の頁に飛び込んでいく機会をもつたびに、こうした物語はほかの物語ともあいまって、人が人生の浮き沈みを――それこそ「人生の第三期」に至るまで!――切り抜けてゆくための助けとなってくれると確信するようになったのです。
私たちは個人として、また孤立した共同体としても、孤独を感じることがありますが、こうした過去から受け継がれた物語は、私たちにまったく新しい道を歩むよう強いるものではない、そう保障してくれます。
人類は時空をこえて、互いに異なりあう経験をするという生々しい現実を生きていますが、それでも私たちは共に旅をしているのです。
このコラムを閉じるには聖書の言葉がぴったりかもしれません。それでもあえて神学者ロジャー・ヘイト(1936-2025)による力強い一つの言葉で終えることにします。これは私と夫へのメールの最後によく使われていた言葉でした。
Onward! 「前へ、前へ!」
コリーン・ダルトン
2023年10月に始まりました「コリーンのコーナー」の記事は一旦ここでお休みさせていただきます。
長い間お読みくださいましてありがとうございました。
どうぞこれまでの記事もお読みいただければ幸いです。
第一回はこちらです。
心からの感謝を込めて。 コリーン・ダルトン