2023年01月の善き牧者の学校

(岩手)盛岡白百合学園中学高等学校
校舎外観とチャペル

カトリックのあれこれ

ご聖体に関する注意事項 第三回

信徒の臨時の役割

  1. 役務的祭司職に取って代わりうるものは何一つない。共同体において司祭が欠けているなら、その共同体は、まさにその生命の本質に関わる頭であり牧者であるキリストの働きと秘跡的役割とを欠くことになる。キリストに代わって聖体の秘跡を執行できる奉仕者は、有効に叙階された司祭のみだからである。
  2. しかし、司祭が不足し、教会に必要と認められる場合には、信徒は、法の規定に従って若干の典礼のつとめを果たすことができる。そのような信徒は、主の恵みに支えられて、重要さの軽量を問わず、幾つかの役割を果たすために招かれ、任命を受ける。数多くの信徒が、この奉仕のためにすでに熱心に貢献してきているが、今もそれを行っている。特に教会の規模が、まだ小さいか迫害を経験している宣教地においてそうである。司祭と助祭が不足している他の地域においてもそうである。
  3. カテキスタの養成には、特別な重点がおかれるべきである。
  4. 最近、長年にわたって福音宣教が行われてきた幾つかの教区に置いても、信徒のあるものたちが「司牧協力者」として任命されており、彼らの多くは、司牧的活動を通して司教、司祭、助祭を助けることによって、教会の善に奉仕していることは疑う余地もない。しかし、この役割の実際が、聖職者に属する司牧の奉仕と形の上であまりにも似たものとならないように注意しなければならない。つまり、「司牧協力者」が、聖職者に固有な奉仕を引き受けることがないように注意が払われるべきである。
  5. 司牧協力者の働きは、司祭や助祭の奉仕を円滑なものにし、司祭職と助祭職への召命を喚起し、それぞれの共同体の信徒が、多様なカリスマを生かしつつ、法の規定に従って、典礼の様々な役割のために注意深く訓練されることを目指すべきである。
  6. 真に必要性があるときのみ、典礼祭儀における臨時の奉仕者の助けを求めるべきである。それは信徒のより十全な参加を意図してのことではなく、まさにその本質からして補足的かつ一時的なものである。更に、必要に迫られて臨時の奉仕者の役割に頼るときには、主が共同体への奉仕のために速やかに司祭を送って下さるように、また、司祭職への豊かな召命を与えて下さるようにとの、特別で緊急の取りなしの祈りが増し加えられるべきである。
  7. これらの純然たる補足的役割が、司祭の奉仕そのものをゆがめる機会になってはならない。すなわち、司祭がその責を負う人々のためのミサの祭儀を怠ったり、病者に対する直接的な世話や、幼児洗礼、結婚式、信者の葬儀の司式など、助祭の助けを借りて、まず司祭が行うべき事柄を怠ったりすることがないようにしなければならない。それゆえ、小教区において、司祭が司牧的奉仕を無差別に助祭や信徒に肩代わりさせ、それぞれに特有の役割を曖昧にするようなことがあってはならない。
  8. 更に信徒が、司祭や助祭の役割を引き受けたり、司祭や助祭の服装やそれに似た他の服装を身につけたりすることは決して許されない。