イエスはご自身が栄光の座に着くとき、人々に正しい裁きを行われると言われます。
そして、その裁きの基準は、愛の行為がその人にあったかなかったか。
またその対象は「兄弟たち」あるいは「最も小さい者たち」であったかどうかです。
なぜならそれは、イエスへの全き信頼、信仰のしるしだからです。
つまり、それがイエスの望みであり、願いだからなのです。
またその愛の行為は、イエスのみ心を信じて、その救いに預かった人によるものであり、救われた者の行為が、すべてのものに対して喜んで謙虚に行われたものであったかどうか知ることが出来るのです。
なぜならイエスは、すべてのものを分け隔てなく愛される方です。
これらの教えは、イエスが、十字架を目前にして話された最後の教えなのです。