神よ、あなたのいつくしみのわざとは、み言葉の受肉(イエスの誕生)とその救いのみわざ、つまり御ひとり子の受難と十字架の死です。
イエスがこの世に来られたのは、神のいつくしみ深い愛を示すことによって、人間を神へと引き寄せるためでした。
今、訪日しているフランシスコ教皇は、わたしたちにこのこと示されます。
彼自身、神の愛(ゆるし)を感じ、そのように生きてこられました。
わたしたちも置かれた環境で、神のいつくしみ(愛)を人々に見せる生き方ができますように。
アーメン。
主よ、毎年大きな台風に見舞われています。
今年もたくさんの方が被災され、多くの犠牲者が出ました。
未だにその後遺症に悩まされています。
わたしたちの叫び、祈りはあなたの心に届いているはずです。
どうか、一日も早い心と体のいやしをお与えください。
そして、心身の平安と普段の生活を取り戻させてください。
アーメン。
神よ、わたしたちは人の中から選ばれ、人の中へと派遣されていきます。
いつも、人との関わりの中で動き、その中に留まるのです。
その中で安心できる場、それが大事になります。
あなたの家が、わたしたち皆の家となり、安心できる憩いの場となりますように。
一人ひとりを導き、招き、祝福してください。
アーメン。
約束の地に向かっての旅の終わりに、モーセが神に捧げた願いの祈りです。
とても具体的です。モーセの気持ちがよく出ている祈りのようです。
主よ、今のわたしたちの祈りはどうでしょうか。
願い事は多いが、今の自分の周りに起っている話題、また、誰かの思いも合わせて捧げているでしょうか。
モーセはイスラエルの民の思いを、自分の言葉にのせて祈り、一人で祈っていても誰かと祈っているのです。
家族を、共同体の思い、心を大事にしながらの祈りとさせてください。
アーメン。