「育」という字は、安らかに生まれた子どもが、肉付きもよく育っているさまを表しているということです。
そこには親御さんの温かい目と心が関与しています。
親は、中でも母親はいつも子どもを信じ、子どもの育ちに関わりつづけます。
マリアさま、あなたはわたしたち一人ひとりが信仰者として育っていく様を見守り、とりなしてくださっています。
これからも、その支えをお願いします。
アーメン。
わたしたちが言葉、教えを学ぶ最初の「教師」は両親です。
声も振る舞いも両親に似てきます。
それは、しっかりと小さい頃から両親のすべてを見てきたからでしょう。
両親の教訓も、発展させてはいっても、忘れるものではないという戒めが、今日のみことばのようです。
主よ、確かに親の口癖は、昔のこととはいえ新鮮さを覚えます。
大事にしながら今を生き抜いていく力となりますように、導いてください。
アーメン。
いずこの国、地域の母親も、わが子に対する思いに優劣はないことでしょう。
よく聞く話です。「わが子に先立たれるのが一番つらい」と。
今日のみことばは、子どもに先立たれた母親に会って、イエスさまが口にされた言葉です。
母親の心情が手に取るようにわかっている主の優しい言葉かけでした。
イエスさまはいつも、どの瞬間にも、日常の中でわたしたちに声をかけてくださっています。
今日のわたしたち一人ひとりに、前に進む導きと恵みを祈ります。
アーメン。
親子の間には、温かい雰囲気が漂っていておかしくないのでしょうが、現代はどうでしょう。
なんだかおかしい気がしてなりません。これは何を意味するサインなのでしょうか。
父よ、どうぞ、あなたが望まれる親子関係はどのようなものなのかを悟らせてください。
昔から当りまえのこととして、わたしたちの中に記されている「父と母を敬う」心に気付かせてください。
遠く離れていても・・。
アーメン。
ロザリオの月に入りました。
特にマリアさまを思い、その取り次ぎを祈ります。
大天使ガブリエルのお告げを受けて、おん父のみ旨をしっかりとお受け止めになりましたマリアさま、わたしたちに祈りの時と祈る心と、そして安心できる心を学ばせてください。
今のわたしは、何を一番お願いし、祈りたいのでしょう。
今日も、父のみ旨を行う一日でありますようにとりなし、お守りください。
アーメン。