ものごとが順調に進み、成功裡に終わると、あたかも自分の力だけでそうなったのだといわんばかりの気持ちになってしまうことがあります。
だけど、その裏で、意識されないところで、しっかりと神が支えてくれていたことが忘れ去られるのです。
成功したことの裏には、「自分は弱い者」という事実があることに気づくことでしょう、とパウロは自分の体験から訓示しています。
主よ、今日の生活の中で、わたしに託された力を、他者とのかかわりを通して発揮させてください。
アーメン。
フランシスコ教皇は「祈ることです。
祈りは状況を変えます」とおっしゃっています。
祈りは物事を変えるか、わたしたちを変えますと付け加えています。
日常の中で、「祈ったとしても、・・」と愚痴りたくなることが多いような気がします。
何かが変わるためには時間がかかるし、その環境が整う必要があります。
変わるのに付随してくることがあるのです。
それらも含めて祈りましょう。願いましょう。
神はわたしたちを裏切ることはないのです。
素直に神の前に願いを、望みを差し出すだけでいいのです。
そうさせてください。
アーメン。
自分自身を含め、自分の周りにも病を抱えたたくさんの人がおられます。
病院通いが日課になっている人も多数いらっしゃいます。
それでも、わたしたち一人ひとりには任された任務があります。
だから生きていたいのです。生きておれるのです。
生きている意義があるのです。
自分がいることで、誰かの力になっているのです。
お互いはそのような存在です。
神よ、今日は「世界病者の日」です。
今の自分の現状を受けとめ、前に進むことができますように、一人ひとりを導き、祝福し、お恵みください。
アーメン。
人生は、いつも悩みに覆われているような気がします。
しかし、「悩み」について嘆き節ばかりを言って、そのまま神に向かおうとしていない自分がいます。
不満をだらだらと並べ立て、そこから抜け出ようとしないのです。
そういう自分に気づかせてください。
そして、素直に、神よ、あなたに向かわせてくださいますように。
アーメン。