カトリック教会の古い教理に「人が死ぬと、その霊魂は肉体から離れます。・・・人には小罪の汚れのある霊魂もあるので、そのような霊魂はそのままの状態では地獄には入りませんが、天国に入ることも許されません。
したがって、その霊魂は煉獄というところへ入ってそこで苦しみによって罪の汚れを清められ、その後天国に入ります。
煉獄の霊魂は積極的に自分を助けることはできませんが、私たちの祈りによってその苦しみが許され、もっと早く天国に入ることができます。
そのためにカトリック信者は、毎日、煉獄で苦しんでいる霊魂のために祈るのです。」と教えていました。
そこから現在でもミサの中で死者のために祈りを捧げていますし、キリスト教の伝統的祈りでもあります。
今日この日は死者の霊魂が、一日も早く天国に迎え入れられますように、心を一つにして祈る特別な日です。