2021年04月17日の教会の祝日

復活の主日(復活の聖なる徹夜祭)

 「『復活』は復活の主日の朝に起こったことを、四つの福音書すべて語っています。そこから教会は「古来の伝統に基づき、今夜は神のために守る徹夜とされています。福音に勧められているように、信者は明かりを灯して主の帰りを待つ。こうして、主の帰られる時、目をさましているのを見出され、主とともに食卓につくよう招かれるのである」(ミサ典礼書P.240)。それが復活徹夜祭となっていったのです。聖アウグスチヌスは、「あらゆる徹夜の母(すべての徹夜の中でもっとも荘厳である)」と呼び、もっとも意義ある徹夜として、主の復活を目覚めて祈りながら待つようにとすすめています。「あなた方は、集まって眠ってはいけない。あなた方は、一晩中祈りと涙で徹夜を守りなさい」と。またこの復活徹夜祭の中で、キリスト教入信式(洗礼、堅信、聖体)が行われていたことが2世紀頃の書物から伝えられています。

 「キリスト教の最大の祭儀は、クリスマスではなく、復活祭であり復活徹夜祭は、典礼の上からも頂点であって、4部に構成されています。・第1部『光の祭儀』は、復活したキリストを光に象(かたど)り、復活ろうそくを中心に行われる。・ 第2部『ことばの祭儀』は、聖書朗読によってキリストの救いの業(わざ)を中心に救いの歴史を記念することばの典礼。・第3部『洗礼の典礼』は、キリストの救いにあずからせる新しい教会のメンバーのため。・第4部『感謝の典礼』は、主が死と復活を通して私たちのために準備された食卓に招かれる」(ミサ典礼書P.240)。

 「主の復活の日」の取り決め;初めの頃、ユダヤ人の伝統に習って、週の何曜日であっても春の満月の日に祝っていました。しかし後に教会は、キリストの復活を優先して考え、春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日を「ご復活の日」と定めました(325年ニケア公会議)。その訳で毎年、復活祭の日は、異なることで「移動祝祭日」なのです。

 この日キリスト信者は、イエス・キリストのご復活の祝いをとおして、教会共同体は新しく洗礼を受けた人たちと共に、キリストの復活にあずかり、今年もまた新たにされることを互いに祝うのです。