執筆者にお会いして

毎月のお便りイメージ

 毎朝、同じ時間の地下鉄に乗って、仮事務所近くの今出川駅の出口から外へ出ます。この間まで強い日差しを浴びていた歩道に、いまは道路の反対側にある御所の樹々の影が西側の歩道にまで伸びてきています。影の長さは季節が移りつつあることを気付かせてくれますが、暑さはこれからまだまだ続きそうです。皆さまも十分にお気をつけてお過ごしください。

 さて、5月に代表を交代してから、ぜひやりたいと思ったことがあります。それは、番組「心のともしび」の放送原稿を執筆してくださっている方のお話を聞かせて頂くことです。番組「心のともしび」を長年にわたって続けてこられたのは、執筆者の方々のお力だと感じたからです。

 ある執筆者の方からは、心のともしびの機関紙に掲載されている記事をみて「あの文章を書かれたのは、あなたですね」と言われることが結構ある、と教えて頂きました。幼稚園や学校でたまたま機関紙を手に取ってくださった方々だそうです。機関紙は全国各地の幼稚園や学校にお送りしていますが、読んでくださっていると実感できる機会は少ないので本当に嬉しくなりました。

 機関紙の中のイラストをほめてくださった執筆者もおられました。内容に合った素敵なイラストは手に取ったときに、読んでみようかなと思って頂ける大切なポイントです。イラストを描いてくださっているのは、YBU職員の娘さんです。執筆してくださっている方の想いと機関紙編集に携わってくださる方の小さな工夫の積み重ねが、福音のメッセージを届けるために役に立っていることを感じます。

 執筆してくださっている方のお話を聞いて、小さな積み重ねが福音のメッセージを伝えるためにとても大切だ、と改めて気が付きました。

 ホームページ「今日の心の糧」、9月は主に「正しさと優しさ」のお話を掲載しています。 祈りを込めて

心のともしび運動 奥本 裕