
この季節、新社会人らしき青年たちや真新しい制服姿の中高生の姿を見かけると、こちらまでリフレッシュしたような気分になります。
教員時代が長かったので、大学の話ばかりで恐縮ですが、4月は卒業生を送り出したと思ったら、すぐに新入生を迎えることになる時期です。
研究室でも、十数名のメンバーの中から4,5人が卒業や修了で去っていき、新たな学生を迎えると研究室の雰囲気が一変します。
以前、いくつか研究室が集まって催した新入生歓迎会の折にこんな話をしました。
「どっと出て行って、わっと入ってくる。この時期はお芝居の幕が上がる瞬間を思い出して、ワクワクします。新しく入ってきてくださった方と今までおられた方が一緒になって、どんな素敵な姿を見せてくだされるのか、とても楽しみにしています」と。
自分の感想そのままを話したのですが、出会いが新しい自分に気づく機会だというなら、別れは自分がもっていたものに気づく機会でもあるのだと、話しながら腑に落ちました。
なるほど、別れと出会いは人を育てるというのは、こういうことなのか。見送った、と思ったら、迎えることになるこの時期が、先生稼業で一番いい瞬間なのかもしれません。
さて、心のともしび運動本部も新しい出発の時が近づいてきています。
建物が老朽化のため2年前に取り壊して、現在仮事務で作業をしていますが、いよいよ今年5月より新築に向けて工事を始める予定です。
新しい建物の1階、2階はYBUの小さな聖堂と事務所として使い、3階、4階、5階は京都司教区の司祭・司教のための住居として使いますので、建築計画には教区と共同で取り組んでいます。
4月になって新しい職場や環境になじむのになにかと心配りされる方も多いことでしょう。
どうぞ、ご自分の心の健康にも気を留めてお過ごしください。
皆様の上に神様からの平安と恵みが注がれますようにお祈りいたします。
今月の「心の糧」はテーマ「 道 」のお話をお送りします。
ラジオ放送のテーマは「 担い手 」です。どうぞお楽しみに。
心のともしび運動YBU本部
代表役員 奥本 裕
職員一同