山の日に寄せて

毎月のお便りイメージ

 今月からお便りを担当させていただくことになりました。よろしくお願いします。

 8月11日は山の日です。山に親しみ、山の恩恵に感謝することを趣旨として、2016年国民の祝日に制定されました。

 山登りが趣味の私は、京都嵐山の自宅から徒歩圏内の愛宕山(924m)登山にしばしば出かけます。
 山頂付近の展望スポットに立つと、小さなことに一喜一憂する日常を忘れて、大自然に抱かれた街の美しさに見とれてしまいます。

 私の小さな体験とは比ぶべくもありませんが、地上300㎞の宇宙から届けてくださる宇宙飛行士のメッセージは感動的なものばかりです。
 3度の宇宙飛行を経験された野口聡一さんは、美しい地球の姿を映像で伝えてくださいました。
 また日本人初のスペースシャトル搭乗者である毛利衛さんの帰還後の言葉「宇宙から国境線は見えませんでした」は、国家間の争いを止めない人類に回心を迫るものでした。

 ~~~もしも地球に宇宙人が攻め込んできたら、地球人は自分たちの内輪喧嘩を休止して、皆で地球を守ろうとするはずですよね?
 そして今こそ、新型ウイルスに襲われているのに、それにもかかわらず私たちは未だ内輪揉めから卒業できずに、国単位で敵味方に分かれてみたり好き嫌いで分けたりを繰り返している。
 「喧嘩はやめなさい」と子どもに言って聞かせるのに、大人がそれを止められない。~~~

 (『なぜ、私たちは新型コロナウイルスを与えられたのか?』鈴木秀子・原邦雄著 英智舎より)

 教皇フランシスコは、回勅「ラウダート・シ」の中で、「私たち皆の共通の家であり、命を分かち合う姉妹である地球を大切にしましょう」と呼び掛けられました。

 教皇の呼びかけに応えて、神の愛ゆえに創造されたすべての人が大切にされ、かけがえのない地球の環境を守り、平和を築く人となることができますように、心から祈りたいと思います。

心のともしび運動 阿南孝也