ラジオ番組収録に立ち会って

2025年08月10日の会員さんへのお便り

 厳しい暑さが続く毎日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 いつも心のともしび運動をご支援くださいましてありがとうございます。
 心より御礼申し上げます。

 1957年2月に始まったラジオ番組「心のともしび」は、皆様の貴重なご支援によって絶えることなく放送を続け、この8月には19070回を数えました。

 このたび、6月初旬に行われたラジオ番組収録現場に立ち会う機会を得ましたので、その様子をご紹介したいと思います。

 「みなさま、ご機嫌いかがですか。坪井木の実です」と始まり、「ではまた明日」で終わる、「心のともしび」のラジオ放送。収録は東京・八丁堀にあるスタジオで午後の約2時間半。

 スタジオ録音担当のUさん、制作会社のMさん、放送局担当Hさんと私が立ち会います。坪井さんが1週間分の原稿を収録室のマイクに向かって朗読されるのを、スタジオのスピーカーで聞きつつ録音は進みます。全員で朗読内容を確認し、再録の必要な部分を録り直した後、小休止。これを4週間分繰り返します。
 収録中は「みなさま」から「また明日」までの録音時間を、Mさんが確認しています。

 「坪井さんの朗読時間は毎回ほぼ2分50秒前後で3分以内という制限を超えることはありません。体で時間を覚えておられるのですね」とMさん。

 番組放送中にリスナーの方々からの反響がX(旧Twitter)にリアルタイムで入ってくること、視覚に障害を持つ方が三宮さんの放送に合わせて聞いておられることなど、さまざまなお話を、収録の合間に坪井さんから伺い、リスナーの方々の様子を知る貴重な機会となりました。坪井さんがSNSを通じて執筆者の幾人かの方々と繋がっていらっしゃることも、今回初めて知りました。

 ポッドキャスト配信を提案してくださった制作会社の方は、ポッドキャストを視聴される固定層が着実に出来てきている、と知らせてくださいました。

 この収録に立ち会うことで、放送に携わる方々の貢献の大きさを体感することとなりました。多くの方々のご協力に改めて深く感謝いたします。

 「すべての信徒が善き牧者である」という理念のもとハヤット神父が始められた心のともしび運動は、このように多くの方々に支えられ、とくに援助会員の皆様のご支援があってこそ続けられています。
 今後共どうぞよろしくお願いいたします。

 皆様のご健康とご平安を毎週のミサの中でお祈りしています。

心のともしび運動YBU本部
代表役員 奥本 裕
職員一同