「ロザリオの祈りに寄せて」

2024年10月10日の会員さんへのお便り

 いつもあたたかく心のともしび運動をご支援くださいましてありがとうございます。皆様の貴重なご支援と尊いお祈りによって、神の御言葉を日本中にお届けすることが出来ております。
 全国34局のラジオ局が放送する早朝番組「心のともしび」は、多くの方々のお耳にも届き、時には初めて聖書に触れる機会を得てくださる方もあるようです。リスナーから寄せられるお葉書やメールには、「朝の時間が有意義になります」「癒された」「励まされた」「元気をもらった」・・などとうれしいお言葉をいただくこともあります。また、様々なご事情で教会に行くことが出来ない方から、「機関紙を購読していて良かった。これで神様とつながっていられます」とのお言葉をいただくこともあります。その度にこの「小さなともしび」を絶やしてはならないと決意を新たにし、励んでおります。

 さて、ご承知の通り、私たちは建て替え工事中の河原町三条から西陣の地に移りました。建て替え工事そのものにも多くの費用がかかりますが、移転時の経費も少なからず生じました。そこで、倹約のため、本年はカレンダーの作成を見送り、ささやかなクリスマスカードを次回12月号と共にお送りさせていただくことにしました。
 毎年楽しみにしてくださっている会員様にはまことに心苦しいですが、どうぞご理解くださいますようにお願いいたします。

 ~~ロザリオの祈り~~ 

 『目からウロコ ロザリオの祈り再入門』(御受難会 来住英俊神父著)に、ロザリオの祈りの意義を次のようなたとえを用いて紹介されていたのが印象的でした。

 「杭を地面に打ち込もうとする場合、大きな小槌で一発でドカーンと 叩いてもそんなに深く入るものではありません。むしろ中型ぐらいの 小槌で何度もコンコン、コンコンと叩くと地面に深く入っていくのです」

 来住神父様は、「ざわついていた気持ちが鎮まり、心と体が神の方へ向かって切り替わっていくでしょう」と、会合の初めにロザリオ一連を唱えることを勧めておられます。

ロザリオの月(10月)を迎えました。ロザリオの祈りに親しみ、身近なものとすることができますように。
 神父様の「手になじむロザリオを選ぶことの奨め」に従って、先ずはロザリオ選びから始めたいと思っています。

 皆様のご健康と平安、お幸せを毎週のミサの中で職員一同心を込めてお祈りしています。

心のともしび運動YBU本部
代表役員 阿南孝也
職員一同