援助会員の皆さまへお送りした手紙の内容をホームページをご視聴の皆さまにもご紹介します。
この手紙は、2ヶ月に一度、機関紙「心のともしび」と共にお届けしていて、今回は02月始めのお便りです。
新しい年を迎え最初にお捧げしたミサの中で、ご支援くださる皆様の為に感謝を込めてご健康と平安を心からお祈りしました。
そして、「どうか大きな災害がありませんように、世界各地に広がる争いが平和的に解決されますように、また、特に若い人たちが、悪の誘いに負けて罪を犯すことがありませんように」神様のお導きをお祈りしました。
さて、今回のお手紙では、昨年枢機卿に叙任された菊地功大司教様の祝賀ミサに与った恵みに感謝して、ミサでのお話と共に「枢機卿」について少し分かち合いたいと思います。(機関紙4月号にお祝いメッセージを掲載する予定です)
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「心のともしび運動」の名誉顧問にご就任戴いています菊地功大司教様が昨年枢機卿に叙任され、私は12月21日(土)東京カテドラル聖マリア大聖堂での「枢機卿親任祝賀ミサ」に与らせていただきました。大使や多くの宗教者代表を来賓に迎え、枢機卿2名、司教15名、多数の司祭、そして大聖堂を埋め尽くした会衆が心を合わせた、厳かで喜びに溢れた祈りの式となりました。
ミサの冒頭、教皇フランシスコからの信任状がラテン語と日本語で読み上げられ、新枢機卿誕生を割れんばかりの拍手で歓迎の意を表しました。
菊地枢機卿様は、お説教のなかで「神の愛と慈しみを具体的に示しながら共に歩む者、神の望まれる社会の実現のために生きる者でありたい」と、力強くお話しくださいました。
この日に先立つ12月7日(土)バチカンのサンピエトロ大聖堂で、菊地枢機卿様の叙任式が行われました。
枢機卿とは教皇の最高顧問であり、ラテン語で、Cardinalisカルディナーリス「ちょうつがい」の意味があります。今回、五大陸から新たに21名が叙任されました。日本人の叙任は2018年の前田万葉枢機卿に続き7人目となります。
枢機卿の主な仕事は、重要な案件について教皇を支え、ローマ教皇庁の職務に就いて教皇を補佐することです。
また教皇の選挙(コンクラーベ)に参画します。今回の任命によって、枢機卿総数は229人、うち教皇選挙の投票権を持つ、80歳未満の枢機卿は132名となりました。
枢機卿の象徴である緋色の帽子「ビレッタ」は、宣教のためには自分が血を流すこともいとわないことを象徴するものだと伺っています。
菊地枢機卿様が、教皇様と日本の懸け橋となって尊いお働きをされますことを願い、お祈り申し上げております。
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あらためまして、主のみ言葉を伝える活動「心のともしび運動」のために、本年もどうかお祈りとご支援を賜りますように心からお願い申し上げます。
心のともしび運動YBU本部
代表役員 阿南孝也
職員一同