援助会員の皆さまへお送りした手紙の内容をホームページをご視聴の皆さまにもご紹介します。
この手紙は、2ヶ月に一度、機関紙「心のともしび」と共にお届けしていて、今回は10月始めのお便りです。

いつも心のともしび運動をあたたかくお支えくださいましてありがとうございます。
秋風を感じる季節、皆様お変わりありませんでしょうか。
私はお昼ごはんのあと、仮事務所がある西陣教会近くの京都御苑の中を散策します。真夏は照り返しが強い砂利道をさけて木蔭の小径を選んで歩いていましたが、10月に入り、そろそろ樹々が色づき始めたり、草花の種類の移り変わりといった季節感を五感で受けとめながら歩いています。
8月のお便りで、ラジオ番組「心のともしび」の収録の様子を紹介しました。その折に、最近の若い方はテレビどころかラジオも持っていないということが話題になりました。多くのひとに福音のメッセージが届けられるようにと全国各地のラジオ局に放送をお願いしているのですが、ラジオをもたない方へは届けようがありません。
ところが、放送担当の方によれば最近はスマホでラジオ番組を聴く方が増えているのだそうです。
ラジオをもたない人にも番組「心のともしび」が届いている、というのは嬉しい驚きでした。
また、代表に就任してから「心のともしび」の放送原稿を執筆してくださっている方にお会いして、お話を聞かせて頂く機会を設けています。
ラジオ番組「心のともしび」を長く続けていられるのは、執筆者の方々のご協力のおかげだ、と感じたからです。
ある執筆者の方は、機関紙「心のともしび」の記事を見て「あの文章を書かれたのですね」と全く教会と関係ないような若い方からもよく声を掛けられるそうです。幼稚園や学校で配布されるなどしてたまたま手に取った方が読んでくださっている、と実感できる本当に嬉しいお話です。
時代の移り変わりによって、ラジオだけでスマホやパソコンは持たない方、スマホはあるけどラジオは持たない方、そもそもラジオ放送を聴いておられない方、などなど様々な方のご事情に寄り添って、福音を伝えていく姿勢をこれからも大切にしていきたい、と思います。
いま、年末に援助会員の皆様のもとへお送りする2026年版カレンダーの準備を進めています。昨年は多くのご要望があったにもかかわらず、2025年版が製作できず大変残念でした。今年は何としても・・と励んでいます。
この心のともしびオリジナルカレンダーに載せてお届けするみことばで、神さまのいつくしみを温かく感じることができる糧になれば幸いです。
心のともしび運動は皆様のご支援によって、長く活動を継続することができています。心から御礼申し上げます。
皆様の上に神様の豊かな恵みが降りますように 毎週お捧げするミサの中で心を込めてお祈りしております。
心のともしび運動YBU本部
代表役員 奥本 裕
職員一同