援助会員の皆さまへお送りした手紙の内容をホームページをご視聴の皆さまにもご紹介します。
この手紙は、2ヶ月に一度、機関紙「心のともしび」と共にお届けしていて、今回は12月始めのお便りです。

「祈りを込めて」

2024年12月10日の会員さんへのお便り

 今年も早や12月。一年を顧みるとき、元日に能登半島を襲った大震災、日本各地で相次いだ水害、世界でも自然災害が多々報じられました。紛争による戦禍の火も鎮まるどころか未だ燃え盛っています。その度に、私たちはどれほど心を痛め、強く祈ったことでしょう。

 そんな中、私たちは待降節を迎えました。救い主イエス様をお迎えするにあたり、それぞれができる支援と、平和を願う祈りの輪が途切れないように努めていきたいと思います。
 お礼が後になり大変失礼しました。この一年、変わらぬあたたかいお心で心のともしび運動をお支え頂きまして、ありがとうございました。

 めまぐるしく移り変わる世の中にあって、様々な発行物の休刊・廃刊が目立つようになりました。私どもの機関紙も逆風の中にありますが、紙媒体を望まれる声も根強くございます。また、多額の費用を要しますが、全国の地方ラジオ局(34局)での放送を続けることで、これからも「すすんであかりをつける」という務めを果たしていくことができるよう、頑張ります。どうぞ今後共ご支援をよろしくお願いいたします。

 さて、心のともしび運動として、この一年を振り返ってのご報告をさせていただきます。
 *事務所の建て替えにつきまして。
 旧事務所の解体はほぼ終え、すでに更地になっています。年明けからは新事務所の設計に入る予定です。
 *ラジオ放送をスマホでも
 ラジオ番組「心のともしび」は、一部地域でお聴きいただけず、また早朝放送のためお聞き逃しもおありかと存じます。そこで、当日の放送をパソコンやスマホで午後1時以降にお聴きいただくことができる〈ポッドキャスト〉を始めています。
 「心のともしび」ホームページTOPの「お知らせ」にありますポッドキャストの文字を押してくださると、ろうそくの写真が出てきますので、日付を選んで(遡っても)お聴き頂くことができます。どうぞお試しください。
 *クリスマスカードに祈りをこめて
 主の御降誕の喜びを分かち合い、世界平和を願う祈りを周りの人に分かち合っていけますように、祈りを込めてお贈りします。

祈り

 世界各地の紛争が平和的に解決しますように。特にパレスチナ、イスラエルに平和がもたらされますように。
 ユダヤ人をエジプトでの奴隷生活から解放してくださった神は『あなたは寄留者を虐げてはならない。あなたたちは寄留者の気持ちを知っている。あなたたちは、エジプトの国で寄留者であったからである。』(出エジプト記23章9節)と、お命じになりました。誰よりも寄留者の苦難を知るパレスチナとイスラエルの民が、どうか合意点を見つけて、争いのあるところに和解をもたらすことができますように。 アーメン。

心のともしび運動YBU本部
 代表役員 阿南孝也
 職員一同