2017年02月09日の心の糧

始め善ければ・・・

植村 高雄

今日の心の糧イメージ 夢と希望を求めて人は生きようとします。しかし病気や挫折が、その希望を蝕んでいきます。若い頃の理想が何回も修正されて、今日の理想となっています。

何故上手く事が流れなかったか、過去を反省してみますと、色々ありますが、一番大きな気づきが、毎朝の気分が一日の勝負を決めるなあ、ということです。「始め善ければ終り善し」という言葉のように、朝の気分が明るく爽やかで元気な時は、その日は大体が上手く事が進んでいます。毎日、そのような精神生活は無理だと人は言いますが、果たして無理でしょうか?

やはり素晴らしい人類の先輩がいました。古代から現代まで、何とか明るく生きたい、と願う人々が沢山いたのです。

旧約聖書の「知恵の書」を是非座右の書としていただきたいのですが、現代の心理療法の名作にも、ほぼ同じような知恵を論文に書いている先輩がいるのです。結論は毎朝、短いイメージほど効果があるようですが、自分が元気になるような短い言葉をお祈りのように心の中で唱える習慣が大事なようです。その言葉は人から言われたものは効果が出ません。努力して知恵の書を読みつつ、自分の大好きな言葉を自分で見出す必要があるようです。どんな言葉を選ぶかで、その日が決まり、長い人生も決まるようです。

毎朝、人を呪うような言葉を呟く人と、毎朝、自分と人の幸せを祈る1日の始まりとでは、どう人生が展開していくか、言うまでもありません。毎日考え行動する内容が、人生そのもののようです。

過去は過去、どうにも変えようがありませんし、将来は、どうも読めないのが現実。勝負は「宝物のような今日1日」のようです。 今日1日の考え方が長い人生を決めているようです。

2017年02月08日の心の糧

始め善ければ・・・

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ その昔、子ども向けテレビで「工作」を行う番組がありました。お兄さんと縫いぐるみのキャラクターとでする工作。子ども心に、何を作るのかな、何ができるのかなぁと「わくわく」しながら見ていましたね。とても懐かしい想い出です。

途中ドタバタがあっても、きちんと完成して終了。物事は「終わりよければ全て良し。」なのかも知れません。でも普通に何かする場合、周到に計画を立てて、順序よく、手際よく行わないと、予定をオーバーしたり、出来ずに終わってしまうことも多いかも知れませんね。その様に考えると「始めが大事」なのかも。

人によっては、計画を立てても、始めの一歩が踏み出せなかったり、途中で立ち止まったりしてしまうこともあるでしょう。そのときは「初心」、始めのことを思い出しましょう。

「初心」。どんなことを思って始めたのでしょうか、誰のために始めたのでしょうか・・・。さまざまなことが思い浮かぶでしょうね。その最初の想いは「宝物」のように大切なもの。

小さな子どもが、お母さんのため、お友だちのため・・・と心を込めて、何かをしようと、何か贈ろうとしたとき、大人の目から見て、ささやかなものだったとしても、とても嬉しく思いますね。なぜならそこに本当の「心」があるから。その心を大事にしたいと思います。

今日も新しい1日が始まってゆきます。1日の出来事、仕事、勉強など、様々なことを、子どもの様な純粋な心、暖かな心、思いやりの心をもって始めるなら、どんなに小さくても、きっと素晴らしいものになるのでしょう。完成すること、完成させることも勿論大切だけど、最初の「心」を大切に、いつまでも大切に・・・そんな歩みができます様に。


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