援助会員の皆さまへお送りした手紙の内容をホームページをご視聴の皆さまにもご紹介します。
この手紙は、2ヶ月に一度、機関紙「心のともしび」と共にお届けしていて、今回は06月始めのお便りです。

松村信也

ありのままに

会員へのお便りイメージ

 緑の葉で青空を覆い隠す桜の木、今は花とは違った甘い桜餅のような香りを運んでくれます。
そんな緑の桜並木に一本だけ老木でもないのに、どうしてこの木だけ元気がないのか不思議でした。ところがその夜、運よく桜の木を復活させるテレビ番組に出会いました。その番組は、一人の樹木医による木の診断です。ある施設の桜の木を診てすぐに一言「これじゃ桜は枯れちゃうよ」と。その理由は、施設の方は桜の木を目立たせる為、根元をコンクリートで仕切り、仕切った枠の中に白い石を敷き詰めていたからでした。確かに、見た目の外観は綺麗です。しかし、これが桜を枯らす原因だと言われます。そこで根元に敷かれた沢山の石を取り除き、コンクリートで仕切った枠を取り除くと既に木の表皮は柔らかく、指でこするとボロボロと木の皮が剥がれました。また敷き詰められた石の下に隠れた根元は、腐敗寸前の状態でした。さすが樹木医さんは、木に熟知されています。

 

確か幼稚園の園長時代にも樹木医さんから同じことを聞かされました。「花も樹木もみんな私たち人間と同じように生きています。自分にとって都合がいいから、また都合が悪いからというだけで自分の考えを押し通したら、相手を傷つけるか取り返しのつかないことになるのです」と。人や物事に接する時、相手に身勝手な思い込みをしないこと、また相手を外観だけで判断しないこと。自分も相手も「ありのまま」で生き、活かされる為には、「ありのまま」を互いに受け入れる事が大切なのですね。

 

イエス様は、いつも弟子たちのありのままを観て、ご自身ありのままの姿勢で話されます。「まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになる」。(マタイ7:5)

 

コロナウイルスの収束はまだ見えませんが、お互いを批判するのではなく、自分の行いを省み、祈りつつ協力し合いましょう。ご支援に感謝をこめて、みなさまの心身の平安とご健康をお祈り申し上げます。

 

心のともしび運動YBU本部
代表 松村信也
職員一同