今日の心の糧イメージ
いのちの重み
高見 三明 大司教

一人ひとりのいのちは、存在し始めた瞬間からすでに、ほかの誰によっても替えられない尊厳を持っています。なぜなら、いのちは皆、本来、神様に愛されて望まれ、神様から与...

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宝物
シスター 渡辺 和子

アメリカにいた時のことです。ある高等学校で生徒たちに、自分の宝物を持って来させ、皆の前で、なぜ、それが宝物なのかを発表させたことがありました。生徒たちは、思い思...

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ありがとう療法
ハヤット 神父

友人の医者が、身体が悪いだけではない患者に対する特別な治療法を考えました。彼はそれを「ありがとう療法」と呼んでいます。「患者は、心理的に参ってるんだ。余計なこと...

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簡素
ハヤット 神父

キリスト様は山上の説教の初めに「心の貧しい人は幸いである」(マタイ5・3)とおっしゃいました。と言いますのは、心の貧しい人は簡素な生活を送るからです。心の貧しい...

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天の国の鍵
シスター 菊地 多嘉子

天の国の鍵・・・なんという優しい言葉でしょう。この鍵をもっていれば、いつでも、どんなときにも天国に入ることができるのですから。長じるに及んで、それは余りにも自分...

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天の国の鑑
土屋 至

天国についてのこんな話をミサの説教で聞いたことがあります。私の想像をまじえながら記憶を呼び起こしてその話を再現してみます。ある男が死んで天国に行って、門番のペト...

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天の国の鑑
小林 陽子

天の国のひと、といえばすぐ思い浮かぶのは九州は小倉在住のNさんとそのお姉様のことです。Nさんだけでも、20代からその生涯のほとんどを、足の不自由な神父様の、文字...

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天の国の鑑
末盛 千枝子

天の国の鑑、ということを考えた時に思い浮かぶのは昔友人からもらった美しい絵はがきです。それは、美しいけれど年老いたマリア様が、すこし悲しそうな表情をして、冠をい...

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天の国の鑑
植村 高雄

「天の国」とは、どんなところだろう、と空想することがあります。私が信じている神様のイメージは、宇宙の創造主で全知全能、愛情のかたまりのような方、しかも三位一体と...

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天の国の鑑
越前 喜六 神父

今回のテーマは、正直なところむつかしい。普通に考えれば、聖人を連想してしまうからです。私は、人間みな本来、「神にかたどり、神に似せて造られた」(創世記1・26〜...

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天の国の鑑
堀 妙子

私の祖母は12歳の時に母親が亡くなり、4人の兄弟が残された。父親は12歳の祖母を親類に預けた。それから20歳になるまで、親類を転々とした祖母は、人の心の様々な面...

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天の国の鑑
崔 友本枝

ときどき、天の国を思わせるような出来事を耳にすることがあります。これは十数年前に友人から聞いた話です。その頃友人は、一人暮らしの高齢者のために教会で準備した「食...

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天の国の鑑
片柳 弘史 神父

散歩の途中で、大きな菜の花畑を見つけた。数千本は植えられているだろう。まるで、辺り一面に黄色い絨毯が敷き詰められているようだった。美しさに心を奪われ、わたしはし...

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天の国の鑑
今井 美沙子

私の母はまるで実際に天国やれん獄に行ってきたかのようにしゃべるので、私たち5人のきょうだいは、自分たちも実際に見てきたかのように思いつつ成長した。「天国にはさ、...

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天の国の鑑
新井 紀子

函館郊外、大沼に住む友人T子さんの話をします。T子さんは、夫を亡くしてから悲しみのあまり、眠れない日が続いていました。半年後、水を飲もうと夜中に起き、つまずき転...

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天の国の鑑
熊本 洋

今も昔も、人間は、東西を問わず、何かを信じて生きのびてきました。日本では、古くから神道、仏教があり、日本人は、その感化を少なからず受けています。平安時代の末期か...

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